2018/09/24[mon] update

働いてよかった!【特定非営利活動法人 はあと】

働くことの喜びを利用者さんと共に分かち合いたい。

支援員兼指導員
宮永健太郎さん(36歳)
函館市出身。介護福祉士として札幌、帯広の老人福祉施設に勤務。昨年3月より「はあと」が運営する就労継続支援B型事業所で支援員兼指導員として働くと共にサービス管理責任者の資格を取得し「グループホーム はあと」の管理者を兼務。
ストレスのない働き方を求めて。
以前は介護福祉士として札幌の老人福祉施設で働いていましたが、体調を崩した義母の世話のため帯広へ。実父の介護が必要になり、数年前に函館に戻ってきました。すぐに仕事探しを始めましたが、これまでの経験を生かせる職場がなかなか見つからず、菓子問屋の営業へ転職。仕事への不満は無かったのですが、慣れない職務によるストレスや勤務時間の長さなど、いつも時間に追われる毎日でしたね。
昨年3月、シゴトガイドで希望条件にぴったりの求人情報を見つけ当法人への転職を決めました。経験のある老人施設とは勝手が違いますが、私自身、障がいを持って生まれた兄と一緒に育ちましたから、思った以上にすんなりと職場に溶け込むことができました。
朝はグループホームの管理者として利用者さんを送り出し、その後を追って作業所へ向かいます。函館市内のホテルから請け負ったクリーニング事業を中心に、珍味や乾物の袋詰め、バッグや小物の手工芸品作りと、それぞれの利用者さんが得意とする作業を行っています。皆さんが働きやすいように補助をしたり、作業の進行を見守ったりすることが私たちスタッフの仕事です。10代から70代の幅広い世代が働く作業所内は活気と笑いに満ち溢れ、まるで大所帯の家族のようですね。
今後は仕事の種類を増やしたり、外食や買物を楽しんだりと、利用者さんがやってみたいことを少しでも多く実現できるようにお手伝いしていきたいです。

働くことでこんなに変わった!

父親としての存在感を取り戻しました。
営業の仕事をしていた頃は、息子が起き出す前に家を出て、夜遅くに帰宅という日が続き、家族とゆっくり触れ合う時間が少なかったですね。現在では、早番の時は息子を保育園まで迎えに行き、夕食も一緒に食べることができるので、父としての存在感をようやく取り戻すことができました。職場の中の雰囲気も明るくて、笑顔で働けることが何よりもうれしいですね。

元気のモト

保育園の行事参加に全力投球。
現在、5歳の息子が0歳から通っている保育園の行事が何よりの楽しみで、毎回、全力を注いでいます。運動会は2年連続トラックを運転し、用具類の運搬作業を手伝い、夕方のお迎えではお父さんが少ないせいか、あっという間に子どもたちに囲まれて大歓迎を受けられます。これも楽しみの一つになりましたね。

明るさと豊かな発想に期待。

私は重度の障がいを持つ子の親として、どんな障がいがある人でも働ける場所、集える場所を目標にこの事業を平成17年にスタートさせました。現在、障がいのある方が利用できる就労継続支援B型事業所とそこで働く方が入居できる「グループホーム はあと」を運営しています。グループホーム開設と同時に勤務することになった宮永さんは、初めて働く障がい者支援施設に何かと戸惑うこともあったと思いますが、持ち前の明るさで利用者さんに接し、皆さんから慕われていますよ。グループホームの管理者としても、準備や交渉に時間をかけて利用者全員で飲食店や商業施設への外出を実現させるなど、豊かな発想で利用者さんの活動の幅を広げています。
理事長/松永登志子さん
クリーニング事業では洗濯、乾燥したタオルやリネンを丁寧に畳む作業を行っている。
重度の障がい者が担当するシール貼りを補助する宮永さん。
利用者さんが製作したバッグや小物、雑貨などは地元のイベント会場や「コミュニティカフェ はあと&けやき」にて販売している。

特定非営利活動法人 はあと

北斗市飯生1丁目14-9
TEL.0138-73-7675