会社を退職して休養していた成田さんは、シゴトガイドで新たな職場を探し始めました。「大学を卒業してから数年間、旅行会社に勤めていました。退職して少し時間を置いたところ、改めて観光に関わりたいという思いが強まりました」。
観光業への思いを再認識して選んだのは、お客様の心に一番近く寄り添えるホテルでの仕事でした。観光地のホテルに絞り込んで職場を探したところ、温泉街で営業する「笑函館屋」の求人広告を発見。ホームページなどで情報を収集して検討を重ね、応募しようと決心しました。決め手となったのは、「こんな素敵なところで働いてみたい」と一目ぼれしたロビーの雰囲気。面接を経て採用が決まり、数日後にはフロント係として働き始めました。
お客様と接する機会の多い職場であることは想像していましたが、裏方の業務が思っていた以上にあることに驚いたといいます。「例えばウエルカムドリンクのセッティングをはじめ、使用済みの食器の片付けやアメニティ等消耗品の発注作業など細々とした業務が多く、改めて気合を入れ直しました」。